2021/5/23

女子プロゴルファーの渋野日向子プロのことです。

一昨年、「全英女子オープン」で優勝した渋野プロが、今年は一部の専門家からの批判にさらされているようです。

今年早々から、渋野プロは従来のフォームを大きく変えて毎試合に臨んでいます。

国内の大会でも、またアメリカの大会でも、今年は結果を残せていないのですが、渋野プロは一貫して「今年は自分が考えるフォームで戦い抜きたい」と表明しています。

しかし、何人かのゴルフ評論家は、渋野プロのフォーム改造は大失敗と指摘して、その中の一人は「このままのフォームではアメリカツアーでは絶対に勝てない」と断言しています。そして、昨年までの元のフォームに戻るすべきだ、と言っていました。

 

私は渋野プロのフォーム改造を批判する一部の専門家の発言にこう思いました。

 

渋野プロが、昨年までのアメリカツアーの戦いを通じ、このままのフォームでは戦えないと思ったからフォームの改造に取り組み始めたと思います。

今までのやり方を変えることは良いことばかりが予想できるわけではありません。当然リスクがあります。渋野プロには、「全英女子オープン」優勝という素晴らしい成功体験があるのでなおさら、変えることへの不安があったと思います。

にもかかわらず、変えることを選択したのですから、相当の覚悟があったと想像しています。

また、渋野プロは、再三にわたって「どのような結果になろうとも、今年は新しいフォームを貫いて戦う」と表明しています。

何のリスクも負わない一部の専門家が、渋野プロのフォームを「元に戻すべき」と発言するのはいかがか、と感じています。

私は、渋野プロの変化を恐れない勇気に感銘しています。現在の取り組みを応援しています。

渋野プロ、頑張れ!!

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