東京都大田区の「終活」専門の行政書士 清水勝です。

今回は、「エンディングノート」の最初に記載する「人生の振り返り」について解説します。

人生を振り返り、大切な人にメッセージを遺すとともに、自分がやり残していることを実行するヒントになります。

人生の振り返りの第一歩は、自身の「基本情報」の確認と記載から始めましょう。 「基本情報」は、名前、生年月日、などを記入していきますが、特に大切で後日大変に役立つのが、健康保険証、運転免許証などの証書類の番号と保管場所の記入です。 特に保管場所は、ご自分しかわからないことが多いので、必ず記入してください。保管場所がわからず、周囲の人が右往左往することが多いのです。

次いで、人生を振り返り、「私の思い出」を書いていきましょう。様々な思い出が、蘇ってくると思います。 その中で、プラスの思い出を記入するようにしてください。

次に大切な人の連絡先を記入しましょう。 ここで重要なのが「キーパーソン」です。 「キーパーソン」は、「エンディングノート」で表したあなたの希望、意思をいざという時に、あなたに代わって実現してくれる人を指します。

最後に、大切な人へのメッセージを書きましょう。 家族や友人たちに向かって、思い出や感謝の言葉、激励の言葉などを伝えるようにしましょう。 また、大切な人への言葉は遺言書を作成するとき「付言事項」をまとめるときに参考になります。

なお、この「付言事項」の説明は別の動画で解説します。

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